南三陸町出身で、東日本大地震以降地元に帰り漁師を生業とするようになった小野 具大(おの ともひろ)さん。
今では地域の漁業を牽引する「指導漁業士」のお一人として、今の海のことや漁師の仕事を知ってもらうための体験受け入れをしたり、海の環境調査に関わったり、新たな養殖業に挑戦されています。
「震災後の10年でも、地球温暖化も含め獲れる魚の種類も変わっていて、将来を見据えた新たな可能性探しをすることも大事な役割」と言う小野さんの眼差しは、町内のみならず、県内の漁業の未来へ向いています。
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