南三陸町入谷地区にある、ものづくり工房の「南三陸YES工房」は、廃校を利活用した工房です。
ネーミングの由来は「廃(はい)」を英語にしたら「YES」なので「(NOと言わない)YES工房」という前向きな意味合いを持っています。
このユーモアあるネーミングをしたのが、写真左の阿部忠義(あべ ただよし)さん。
東日本大震災後、家や仕事を失った町民たちに「働く場」「交流の場」を作りたいという想いで立ち上げました。
たまりのメンバーが何度か南三陸町に訪れた時も、あたたかく迎え入れてくださって、いろんなお話をしてくださいました。
現在は、写真右の大森丈広(おおもり たけひろ)さんが代表を務められ、「つくるだけではなく、林業のことや養蚕の歴史なども伝えていきたい」と、震災前から名物だった縁起物「オクトパス君」に加え、今では南三陸杉を使った木工製品や繭細工の制作・販売、体験受け入れなどを行っております。
今回、たまりのカウンター席用のスマホスタンドも、南三陸杉を使ってオリジナルで制作していただきました。
お食事と一緒に、YES工房さんの物語も感じていただけると嬉しいです。
ものづくり工房・南三陸YES工房さんのHPはこちら。